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まずは、RAMであるHD61914を用意します。バージョンはAでもBでもCでもなんでも構わないのですが、2012年現在、この部品はほとんど手に入りません。
ただ、この部品は、PB−300や、FX−700P、FX−5000F等で使用されているので、
ジャンクのそれらから取り外すのがもっと手に入りやすい方法です。
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っということで、今回はPB−300からHD61914を外します。
なぜ、PB−300からかというと、この機種はプリンタ内蔵で、
そのプリンタは内蔵のニッカド電池によって駆動されますが、そのニッカド電池が経年劣化で液漏れが起こり、基板を侵しているケースが多いです。
なので、PB−300はジャンクの確立が高いので、この機種にしました。
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PB−300のRAMの位置を良く確認して…このように2つ載ってます。
これを上手に剥がします。剥がし方のコツは、全部の足に半田を盛って、2本の半田コテを使って全ての半田を同時に溶かすと、キレイに剥がれます。
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今度は、PB−100、PB−100Fの裏蓋を開けて、増設するRAMの位置を確認します。
RAMは、この増設RAMパックOR−1(E)が載る場所。シート下にあります。
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※ここからPB−100とPB−100Fで
若干、改造の方法が異なります。
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PB−100 |
PB−100F |
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PB−100では、空きパターンにRAMを載せるだけでOK!です。
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PB−100Fでは、RAMを載せる他に、4カ所ジャンパーを飛ばし、ショートする箇所があります。
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PB−100は、1番ピンの位置に気を付けてRAMを半田付けすればOK!です。
これで、元通りに組み立てて、WRTモードにして、ステップ数表示が1568になっていれば、成功です!!
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PB−100Fは、1番ピンの位置に気を付けてRAMを半田付けをし、4カ所、写真のようにショートします。
写真では、0Ω抵抗を使ってショートさせていますが、ジャンパーワイヤーなどでも大丈夫です!
これで、元通りに組み立てて、WRTモードにして、ステップ数表示が1568になっていれば、成功です!!
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※電源を入れたら、ALL RESETを忘れずに!!
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